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2010年3月5日金曜日

カラーマッチングについて

デジカメで写真を撮っても、印刷した色やモニタで見た色が、その時見ていたのと違っていて、がっかりすることが良くあります。原因は沢山の要因があり、簡単には説明できませんが、自分の頭を整理する意味も含めて知っている内容をまとめてみたいと思います。

写真で考えると、実際の風景→カメラで入力→パソコンで表示→プリンタで印刷→写真を見るという流れでデータが受け渡されますが、それぞれに部分で、実際の風景→人間の目で見るとは違う要素があり、それが色の変化として現れます。
ある意味で、写真やグラビアなどの印刷物は実物と同じである必要はありません。最終的に出力された媒体をある人が見たときに、作者が意図した見え方に見えれば良いので、画像編集という作業が発生するわけですが、私の場合は制御(技術)屋なので、出来るだけ実物と同じに見えないといけないという要求があります。

1.人間の見え方に出来るだけ近くなるように撮影する。
 ・撮影技術の問題ですね
2.カメラ(スキャナ)で取り込むときに、正しい色で取り込む
 ・通常はカメラに内蔵されたイメージエンジンが、イメージセンサー(CCD、CMOS)で受光したデータを人間が見て自然な状態に変換します。高性能なカメラでは、RAWデータ(イメージセンサーの生データ)で保存しておいて、後から現像ソフトを使用して、変換することもあります。
3.モニタでデータを確認する時に、正しい色で表示する
 ・モニタを正しい色で表示されるのは非常に難しいので、通常はキャリブレーション用のツールを使用して調整しますが、モニタの表示できる色の範囲が狭いと調整し切れません。
 ・モニタの周囲の光によっても、見え方が異なりますので周囲光も考慮してキャリブレーションを行います。
4.正しい色で、(プリンタで)印刷する
 ・用紙によって発色が異なるので、用紙を特定して色を合わせます。
 ・プリンタの性能により、表現できない色もあるので、何色かを総合的に判断する必要があります。
5.正しい色で、見る
 ・写真を見る時に、適切な明るさで太陽光に近い光源で見る

1と5は電気的な話ではないので、2~4が対象になります。

パソコン絡みなので、ICCプロファイル - RGBプロファイル について、調べたり試したりしながら、分かったことを書いていきたいと思います。

2008年9月3日水曜日

舞台照明装置

画像検査の関係で、高輝度のカラーLED照明を探したところ、舞台照明や建築照明用の照明装置が浮上してきた。バータイプで均一な照明は難しいがスポットで良ければ使えそうだ。
調光もDMXコントローラーで制御できるし、通信はRS-485信号なのでコントローラーそのものを製作したり、既設のコントローラに組み込むことも出来そう。

2008年3月20日木曜日

レンズアダプタ(A67→M72)

ラインセンサカメラのマウントがM72のため、通常のレンズが使えないので中判カメラ用レンズのマウントとM72を変換するアダプタを作ることにする。
ただし、中判のレンズはどこのメーカーが良いかイメージExpoで調査する予定。

2008年2月22日金曜日

久々に画像処理

画像検査の案件で、久々に画像処理の企画を始める。
カメラを組み込める場所が狭いのでCADで取付け位置やカメラや照明の外形などを設計するが、Excelの図形では大まか過ぎるので、CADを使うことにする。
JW_CADを使ってみたが、企画段階では操作が煩雑で変更がやりにくいので、AR_CADに変更した。
AR_CADはドローツールの感覚で使えるので概略レイアウトなどの設計では良いと思う。
画像処理のテストは色々考えた末にOpenCV+VBラッパーで行うことにした。但し、プログラムを作っていると標準でBlob系のコマンドが無いことが判明して、ちょっと困った。
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/7406/tips/opencv/index.html
Ruby/OpenCVなるものも発見したが、こちらはバイナリで配布されていなかったので今後の研究課題にする。

2008年2月11日月曜日

新製品情報(by NEP)

・水冷ヒートシンク ㈱フェローテック 空冷の数倍の冷却効果があるらしい
・超広角分離カメラ サン・アイ㈱ SONY EXview SYE・750 画角180° NTSC 41万画素
・画像処理ボード 日本IBM IE/G6-PCI MPU搭載タイプの画像処理基板