2019年3月24日日曜日

Arduino互換マイコン

電子工作するのにArduinoは便利ですが、いかんせん非力でメモリも少ないので出来ることが限られます。

そこで流行っているのがESP32ですね。WiFiとBluetoothが使えて 32bit DualCore CPUでかつFreeRTOSも入っていて・・・と全部入りなのでとても使いやすいですね。

唯一の欠点は、消費電力が大きいことです。電源が入ったときの突入電流が500mAも流れますし、WiFiとBluetoothを切っても80mA程度は流れます。定期的にデータを転送するだけであればDeepSleepが使えますが、常時通信や制御をするものは電池駆動では難しいですね。

低消費電力かつ無線が使え、Arduinoで開発出来るものとなると Micro:bitで有名になった nRF5シリーズとZigbeeよりも低消費電力でアプリ付きのTWElite(JN5164)があります。

やりたいことによってどれが良いかは異なるため、特徴を見極めて使う必要があります。

ESP32 nRF52832 JN5164
Clock 240MHz 64MHz 32MHz
Flash 4MB

512KB

160KB
RAM 520KB 64KB 32KB
無線 WiFi、BT BLE IEEE802.15.4
電圧 2.2~3.6V 1.7~3.3V 2.0~3.6V
電力

突入500mA

80~160mA