2014年8月23日土曜日

ミツバチの巣箱設置

本来なら友人が持って帰るところですが、採取した場所から近すぎて、元の巣に戻ってしまうということで、我が家に設置することになりました。
採取したミツバチは、空き家になっていたヤギ小屋に吊り下げました。
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巣箱の一番上の箱には、元の巣から卵のある部分を切り取って付けてあるので、女王蜂が居れば全部巣箱の中に入っていくはずです。
この状態で一晩置いて逃げてなければ五割成功らしいです。
そして、3日居れば七割成功ということなので、ミツバチの体力が回復するまでの間、砂糖水を補給しながら、しばらく様子を見ようと思います。
バキュームでの採取は、蜂へのダメージが大きいのと、夏場はミツバチが弱るので、この時期の採取は避けたいところですが、駆除の依頼だったので、仕方がありませんね。

ミツバチ採集

友人から「ミツバチを取りに行くから手伝いに来い」と連絡があったのでついていきました。
準備は、虫よけネット付帽子、手拭、ゴム手袋、腕抜き、長靴、ツナギです。

友人宅近くの、家の裏に置いてある古い箪笥の中に、ミツバチが巣を作っていました。
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家の裏が車庫になっていて、子どもが刺されるのを心配して、ミツバチに詳しい友人に、駆除の依頼があったようです。

捕獲用のネットをセットして、タンスを叩いてミツバチを追い出そうとしましたが、ほとんど出てきません。
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次の手段は、バキューム捕獲です。筒状の巣箱の途中に金網をセットした捕獲用の器具をセットして、掃除機で吸い込みます。
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バキュームでミツバチをどんどん吸っていきます。
吸い取ったミツバチの中に女王蜂がいれば、新しい巣箱で生活してくれるはずです。
残ったミツバチは死んでしまうので、できる限り群れ全体を吸い取っていきます。
これで、来年の春までは大丈夫だと思いますが、このタンスには巣やハチミツの一部が残っているので、このままにしておくと、また新しい群れが住み着くかもしれません。

ちなみに、このミツバチの巣はナイフで切り取り、バケツに入れましたが、たっぷり2杯分あり、沢山のハチミツが手に入って、家主さんは大喜びでした。