NHKの深夜番組「ドキュメント20min」は「ひらけ!耳」。鈴木 昭男さんは町中で音を楽しむことを『点音』(おとだて)が名付けました。地面に白くプリントした 耳+足型のマークの上に立って佇み、耳を澄ますプロジェクトです。
ある地点でだけ見られる風景があるように、そこでしか聴けない音があります。そして、いつもの町なかでじっと耳を澄ますと普段は認識できなかった音が聞こえます。そしてそれは自然の音楽になっているということですね。人間は視覚から85%ぐらいの情報を認識するため、たとえば波を目で見てしますと波の音だと思っている音だけを認識して、それ以外の音は意識しません。
しかし、目を瞑って耳を澄ますとそれ以外の音が沢山聞こえていることがわかるということですね。
違った側面から考えて見ると、色々な音が色々なものに反響して耳に聞こえているわけですが、反射する物体をうまく調整するとある場所でしか聴けない(正しくは、その場所が一番大きく聞こえる)音を作り出せます。子ども科学館などにある音響パラボラによる電話などもその一種類だと思います。
この様な遊び心を埋め込んだ部屋を作れると楽しいですね
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