2010年3月2日火曜日

金持ち父さん 貧乏父さん

「金持ち父さん 貧乏父さん」を書かれたロバート・キヨサキさんの「金持ち父さんの学校で教えてくれないお金の秘密」を読みました。
中高生の為に書かれたファイナンシャル教育の本ということで、十代の青年に話しかける様な書き方になっています。

書かれていることは、ビジネスで成功するということは不労所得を得ることであり、そのためには本当に利益をもたらす資産を持たなければいけないということです。
◇資産と負債
- 資産はポケットにお金を入れてくれるもの
- 負債はポケットからお金を取っていくもの
◇三つの貯金箱
- チャリティー用、貯蓄用、投資用
◇財務諸表(キャッシュフロー)
- 損益計算書、貸借対照表
◇勤労所得と不労所得
- 勤労所得は働いた分しかお金が入ってこないが、不労所得は働かなくてもお金が入ってくる。
- お金持ちになるためには、いかにして不労所得を増やすかがカギになる
◇ビジネスを作り出すことを目指して働こう
◇自分の出来ることとビジネスを結びつける

ビジネスを考える場合に、当然ながらこの様なことを考える必要があるわけで、今までなかった考え方を教えてもらいました。この本の様な生き方をお勧めするわけではありませんが、知っておくべき内容だと思いました。
私は、「技術者は株や宝くじを買ってはいけない」と教えられました。これは自分で努力して技術を身につけなければ優秀な技術者にはなれない。市場や運などの自分でコントロールできないことを、あてにしてはいけないということです。
もちろん、株式市場は運で動いているわけではなく、色々な変動要因を考慮して最適の判断をすることによりビジネスとして成り立つわけなので、技術者が株を買ってはいけないわけではないですが、簡単に儲かるかもしれないという考えで買ってはロクなことにはならないということです。

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