2013年2月9日土曜日

映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」

佐々木旅館の解体で知り合った竹原の方から、「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を 子どもたちに~」の映画上映の連絡を頂き観に行っていきました。
以前にテレビで観て、シューナウの住民グループによる電力会社のことは知っていましたが、その設立経緯は知りませんでした。今回このドキュメンタリーを観てみると、本当に無謀ともいえる戦いに挑んだことがよくわかりました。その無謀な戦いを数々のアイデアと粘りで乗り切った住民グループ方々のパワーと明るさが素晴らしかったです。

シューナウの活動はチェルノブイリ原発事故を契機に住民グループが立ち上がったわけですが、日本では福島原発の後で、脱原発を求める声は大きくなりましたが、あくまでも政府に対して脱原発を求める方向だったと思います。
現状の日本の電力市場の仕組みでは、シューナウの様なことはできないのかもしれませんが、今日発表された電力の小売の自由化と発送電分離が完了すれば、地域で電力を自給することができるようになると思います。但し、日本では東日本と西日本の送電には周波数変換が必要なので、周波数変換所を増やさないと東西間の電力自由化は難しいと思われます。

再生可能エネルギーというと太陽光発電が思い浮かびますが、夜間の電力供給を考えると、風力やコ・ジェネレーションシステムなどと組み合わせて安定化させる必要がありますが、技術的には実用化レベルにあると思いますので、はやく電力の自給自足が出来て、原発が不要な世界が実現すると良いと思います。

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