2011年3月6日日曜日

子ヤギの除角

大きくなればなるほど焼く範囲も広くなるし、暴れる力も強くなるので、除角は出来るだけ早くするほうがヤギの為にも、作業する人にも優しいそうです。
通常は一週齢ぐらいでやるみたいですが、今回は二月齢での施術になりました。
大人になったヤギだと全身麻酔ですが、子ヤギの麻酔量は難しいらしく、今回は局部麻酔での作業です。

◇角を作る組織を焼くためのコテを準備します。
獣医さんによるとガスバーナー付きの専用のコテを持っていたそうですが、当分使うことが無かったので人にあげてしまったということでした。
そこで今回は残っていたコテ2つを七輪に炭を熾して焼いて使用します。右側のボルトと丸棒は予備として準備しましたが、使用しませんでした。

◇暴れないように脚を括り、押さえつけて焼いたコテを当てます。
局部麻酔をしているので、コテがあたっているところは痛くないはずですが、脚を括られて動けないことで興奮して、暴れるし泣き叫びます。
獣医さんがコテで焼く間、動いて他を焼かないように私が押さえつけていました。
硬いもの(頭蓋骨)に当たるまで、角を焼いていくのですが、角のあるところをきちんと焼いておかないと、焼けていなかった組織のところだけ角が延びて、不恰好になってしまうそうです。
焼いている写真は衝撃が強いのでパスします。

◇終わると何事も無かったように、草を食べたりお乳を飲んだりしていました。
子ヤギの角のところが焼かれて黒くなっているのが分かりますかね

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