ここの地区では、今日が亥の子です。
亥の子では、子どもたちが各戸を回り、亥の子歌を歌って、地面に亥の子石を3回搗いて行きます。
(一)イチ、出たら踏ん張って
(二)ニ-で、にっこり笑って
(三)サンで、酒を造って
(四)ヨッツ、世の中良いように
(五)イツツ、いつもの五徳なれ
(六)ムッツ、無病息災に (私は、胸を息災にと覚えていました)
(七)ナナツ、何事無いように
(八)ヤッツ、屋敷を広め建て
(九)ココノツ、ここらに蔵を建て
(十)トウで、とうとう収まった
全員で:繁盛せ、繁盛せ、繁盛せ(ここで石を3回搗きます)
私の子どものころは男の子だけで搗いて回って、当番宿の家で夜遅くまで騒いでいました。そして、他所の地区と亥の子石の取り合いをしたりして、結構乱暴な行事でした。
また、振舞われた小遣いの額によって搗く回数を変えたり、小遣いをくれないところでは亥の子歌で悪口なども言っていました。
今では子どもが少なくなったので女の子や親も一緒に回っていますし、昼間に近くのコミュニティセンターで食事をするだけなので、昔のワクワク感はありませんね
亥の子で来た子どもたちに囲まれたユキちゃん。沢山の子どもに囲まれるのは初めての経験なのでびっくりして暴れないか心配しましたが、みんなが差し出す草を順番に食べていました。
夏に女房がダニに刺されたと、大騒ぎになって上げていた畳の、表替えをしました。
今回の畳は、アレルギーの人にやさしいイグサではなく和紙(ダイケン和紙表)にしてもらいました。
畳屋さんの忠告に従って変えた日付を記入しています。
新しい畳を入れたところ。何も置いてないと広いのですが・・・
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