2015年9月20日日曜日

ドラム缶ピザ窯 焼成テスト

 

昨日製作したピザ窯の焼成テストを行いました。
なお、オーブン部分の底には、ワイヤーメッシュを置いて、燃焼室の天板と生地の間に隙間を作っています。

オーブン部の天板温度が150℃を超えてから市販のピザ生地を入れてみました。
、5分で生地の下側は良い感じに焼けましたが、上はちょっと焼きが足りません。

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上が良い色に焼けるまで焼くと、下側が焦げてしまいます。

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燃焼室の天板とワイヤーメッシュの間にレンガを入れて、下火を遠ざけてやると、上下のバランスが良くなりました。

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次は、上火を強くするために、オーブン部の天板に火を点けた豆炭を数個置いてやります。豆炭の熱を逃がさないように植木鉢を被せてみました。

次は、燃焼室の天板の上に3cm厚の石版を置いてみると、豆炭の効果もあって良い感じに焼けました。但し、石版が充分に熱されるとやはり下火が強くなると思うので、火力調整が難しそうですね。

ピザ生地を乗せる物は、古いオーブンのトレイやステンレストレイ、モチ網を使ってみましたが、フチが付いた容器は熱の回りが悪く上面が焼けにくいので、板状のものが良さそうです。

ただ、みんなでワイワイ言いながら屋外で焼いて食べるピザは焼けがイマイチでも、焦げていても美味しいですね。

本日の焼成テストの結果から言えることは、

1.オーブンの下側にスペーサを置いて、下火を遠ざける。
2.基本的に燃焼室はガンガン焚き続ける。
  (オーブンの天板が150~180℃をキープする)
3.オーブンの天板に豆炭や小燃焼室を設けて、上火を作った方が良い。
  オーブン部の端に炭や豆炭を入れておくと、火力を安定させやすい。
4.ロストルの金網は目の細かいものにするか、中心部は鉄板にする。
  (目が大きいと熾きが下に落ちて、火力が落ちやすい)
5.ピザは、モチ網などフチの無いものに乗せて、焼いた方が熱の回りが良い。

地域の秋のイベントまでには、器具の改造と手順を改善して、おいしいピザを食べてもらえるようにしたいと思います。

2 件のコメント:

  1. ピザ屋でバイトしてた時、お店ではピザ乗せるのに、こんなの使ってたよ
    http://item.rakuten.co.jp/meicho/0579-1506/

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    1. なるほど、丸いモチ網で正解ってことですね。

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