お義母さんが腰痛で移動が不自由になり、介護サービスを受ける際に部屋への出入りが問題になりました。
居宅介護サービスを受けるためには、支援者やヘルパーさんに部屋に入って来てもらわないと、サービスが受けられないわけですが、身体が不自由だと、ドアのロックを解除するのも大変です。
ヘルパーさんにカギを預かって貰えば良いのですが、プライバシー保護や盗難防止などの為、利用者のカギを預かることが出来ない事業者も多いようですね。
ドアロックが電動化されていれば、ワイヤレスリモコンなどと接続して、ベッドから開錠操作できますが、アパートやマンションなどの借家では、そのような改造は行えません。
そこで、下記の様なドアロックのサムターンをモーターで回す機構を取り付ける方法をとることにしました。(市販の装置もあるのですが、ここのドアは対応していませんでした)
ラジコン用のサーボモーターをマイコンで制御して、ドアのサムターンを回します。さらに、ベッドから操作できるように市販のワイヤレスチャイムから信号を取り出して、マイコンに接続します。
ワイヤレスチャイムの釦を押すと、ドアロックを20秒間解除して、その後ドアをロックして、その10秒後にサーボを切る(カギでの操作に対応するため)様にしています。なお、この時間は仮の設定で、取り付けてから相談して決めるつもりです。
No | 品名 | 数 | 単価 | 備考 |
1 | ワイヤレスチャイム | 1 | 3,000 | |
2 | RCマイクロサーボ | 1 | 1,000 | |
3 | マイコン基板 | 1 | 3,000 | |
4 | フレーム | 1 | 2,000 | アクリル |
5 | ネジ・電線ほか | 1 | 1,000 | |
計 | 10,000 |
設計・組立てを考えると、3万円位頂かないと割に合わないですが、今回は商売ではないので、材料費のみです。
今度、お義母さんの所へ行った時に取り付けて、動作を確認しようと思います。
【市販の電動サムターン】
0 件のコメント:
コメントを投稿