新年恒例のとんど作りに参加しました。毎年作るのに設計図無しなので、少しずつ形が違います。
太い竹4本で骨組みを作り、途中に2段の輪を作ります。
1.材料
材料 | 量・数 | 適用・備考 |
太い竹 | 10m程度×4本 | とんどの骨組み、杭など |
中位の竹 | 4m程度×2本程度 | 輪 |
細い竹 | 2m程度×20本程度 | 輪の十字の骨、餅焼き用など |
番線 | 15m程度 | |
荒縄 | 2~3巻き | |
藁 | 軽トラック1台分程度 | |
杉の小枝 | ネコ車2杯分程度 | |
道具 | 鉈、鋸、鎌、ペンチ、掛矢、脚立、はしご |
2.作り方
番号 | 手順 | 備考 |
1 | 太い竹の内1本だけ先の葉っぱを残して、他の竹の枝葉を切り落とす。 | |
2 | 先の方で4本の竹を番線で括り、脚立を途中に入れて持ち上げておく。 | |
3 | 上の段の輪を取り付ける細竹を十字に挿入する。 | |
4 | 上の段の十字のすぐ下を番線で括る。 | |
5 | この番線に張り綱用の番線2mを3本取り付ける。 この番線に2重に撚った荒縄を括って張り綱にする。 | |
6 | 番線で括ったところから上の十字の上まで荒縄で巻く。 | |
7 | 下の段の輪を取り付ける細竹を十字に挿入する。 | |
8 | 下の段の十字のすぐ下を番線で括る。 | |
9 | 下の十字から上の十字まで藁を抱かせて荒縄で縛る。 | |
10 | 上の十字に割竹を丸い形にしたのを固定する。下の十字は内外の2重にして固定。 | |
11 | 杉の葉(小枝)を藁に差しながら、上下2段の輪に乗せていく。 | |
12 | 太い竹(柱)が8m程度の長さになる様に揃えて切る。 | |
13 | 太い竹(柱)の下側を広げて幅を確認して、固定用の穴を4つ掘る。 | |
14 | 張り綱2本で引っぱりながら、とんどを起こす。 | もう1本は反対側で行き過ぎないように補助する |
15 | とんどの脚4本に杭を打って固定。 張り綱は三方に張って、3本の杭に固定する。 | |
16 | とんどの骨組みの太い竹の下側から順に、藁を巻きつけて縛って上がる。 | |
17 | とんどの骨組みに巻きつけた藁に、杉の小枝や正月飾りを差す。 | |
18 | とんどの内部に太い木を詰めて、周りを藁や竹の小枝で覆う。 |
竹のしなりで曲がっていますが、辰年なのでOK!
8時に集合して10時には完成しました。出してもらった缶コーヒーと甘酒で身体を温めて帰りました。
どこかに置き忘れていた鉈が見つかりましたか?
返信削除それにしても、高いとんどですね。尾道の山波のとんどを凌ぐのではないですか?
地域のよってそれぞれのとんどがあって良いですね。
地元のとんどはまだ準備していないですよ。
尾道の友人①
行方不明の斧は、まだ見つかっていません。
返信削除これから暫くの間は、あちこちでいろんな飾りのとんどが見れますね。