中国新聞に、県立広島大学と県内企業が、超音波でイノシシやシカを寄せ付けなくする装置を共同開発しているニュースが載っていました。
超音波で獣害対策する製品はいくつか商品化されていて、特許も出願されていたと思いますが、今回の装置はどこが違うのでしょうか
人間は20KHzを超える超音波は、単独ではほとんど聞こえませんが、他の音と一緒になると(混合)、可聴域の音として聞こえてくる可能性があります。
また、超音波を聴き取れなくても身体は感知している可能性があるので、大音量の超音波は健康被害を起こす可能性が考えられますね。
既に商品化されている製品も、今回の装置も、一箇所のスピーカーから大音量で鳴らすタイプなので、超音波とはいえ、近くに人家がある場合は注意が必要な気がします。
超音波ネズミ撃退器でも同様な問題があったと思います。
きっと周波数だけではなく、音色や強弱などを組合わせて、イノシシが慣れてしまわないように工夫する必要がありそうですね。
音と動物の反応について色々な研究がされて、情報が公開されるとさらに改良が進むと思うのでがんばってもらいたいです。
超音波に対するヤギの反応については誰も研究してなさそうですね・・・
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