電子工作するのにArduinoは便利ですが、いかんせん非力でメモリも少ないので出来ることが限られます。
そこで流行っているのがESP32ですね。WiFiとBluetoothが使えて 32bit DualCore CPUでかつFreeRTOSも入っていて・・・と全部入りなのでとても使いやすいですね。
唯一の欠点は、消費電力が大きいことです。電源が入ったときの突入電流が500mAも流れますし、WiFiとBluetoothを切っても80mA程度は流れます。定期的にデータを転送するだけであればDeepSleepが使えますが、常時通信や制御をするものは電池駆動では難しいですね。
低消費電力かつ無線が使え、Arduinoで開発出来るものとなると Micro:bitで有名になった nRF5シリーズとZigbeeよりも低消費電力でアプリ付きのTWElite(JN5164)があります。
やりたいことによってどれが良いかは異なるため、特徴を見極めて使う必要があります。
ESP32 | nRF52832 | JN5164 | |
Clock | 240MHz | 64MHz | 32MHz |
Flash | 4MB | 512KB |
160KB |
RAM | 520KB | 64KB | 32KB |
無線 | WiFi、BT | BLE | IEEE802.15.4 |
電圧 | 2.2~3.6V | 1.7~3.3V | 2.0~3.6V |
電力 | 突入500mA 80~160mA |
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